こんにゃく座『遠野物語』終わる

1月28・29日、オペラシアター こんにゃく座『オペラ 遠野物語』、5例会連続の前例会クリアで終わりました。5例会連続はここ数十年なかったことです。

搬入の面白さは、ご自分が運んだパネルや道具が、上演時に一味違ったように見えるというのです。鑑賞会ならではの話ですね。物販は、パンフレット・クリアファイル・Tシャツ・DVD・CD・記念ブック・トートバッグと多岐にわたり、こんにゃく座の『お客さんを楽しませたい』という意気込みが伝わってきます。

制作・俳優の相原さんのご挨拶は「静岡、清水両市民劇場ともに前例会クリアで迎えていただき、大変嬉しいです」で始まりました。そう言ってくださることが、私たちも本当に嬉しい。鑑賞会を回る劇団の皆さんは異口同音、「前例会クリア」の達成を心待ちにされていることがひしひしと伝わってきます。ともに歓びあえることが素晴らしいと今回も心から思いました。

舞台は『遠野物語』がどうやって出来上がったのかを、そこに関わる人たちの人間模様を通して見せてくれました。また、明治時代の東北地方の生活がいかに厳しかったかが良く伝わってきて、胸が締め付けられるような思いも感じました。会員さんの受け取り方は様々なのようですが、楽士4名と俳優たちのアンサンブルは素晴らしいとの感想が多かったです。